*奨文館の進路指導*

奨文館では、
全国的な(世界的な)視点から進路指導を行っています。

最近、地方の高校では、大学の難易度や社会的評価を考慮せず、「私立でなく、国公立ならどこでもいい」というような少し手荒い進路指導をしているところがあるようです。

しかし、私(栗山)が20年以上過ごした東京、つまり、全国的な基準で見てみると、これは大きな問題です。

私立でも、同志社・立命館・MARCH(明青立中法)以上の大学ならどこの会社に行っても誰もが認知しています。
これは、これらの大学から優秀な人材が多数輩出されているからに他なりません。

しかし、地方の国公立大学を知っている人は、あまり多くないのが現実です。
もちろん、地方の国公立大学にも素晴らしい学生がたくさんいると思います。

ただ、やはり研究実績や教育内容・就職状況や昇進率等を考えると、有名といわれる私立大学に劣ることは否めません。

確かに、地方で生涯を送る予定の学生に対して、その地域に根付いている国公立大学への進学を勧めることは、ある程度の妥当性があります。
また、全国的な(世界的な)視点から進路指導を行う必然性もないのかもしれません。

しかし、これからの時代は、若い人が地方だけでなく、日本全国、あるいは、世界へ飛び立つ時代です。

そのような時代に、大学の難易度や企業における社会的評価を考慮せず進路指導を行うことは、学生達の人生の選択肢を狭めかねません。

そのため、奨文館では、国公立大学・私立大学の区別なく、学生1人1人の学力、適性、将来像などを考慮し、幅広い視点から進路指導を行っています。

※国公立大学と私立大学の現実的な難易度の例(武田塾:YouTube)

2024年03月22日